
(チラシをつくりました! 詳しくは
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「オムハヤシライス牛タン煮込み乗せ」を食べました。
かっこつけて「イカの塩辛」や「レバニラ炒め」を食べることもありますが、基本的にはお子様メニューが好きです。
しかし、意識して暮らしていないと、お子様メニューを口にする機会も減ってきてしまったように思います。
そこで最近は、過剰なまでのお子様メニューと触れ合い、定期的に自分の持つこの「子供舌」を、思う存分遊ばせてやることにしています。
今日もここぞとばかりに子供舌が喜び、そこら中を飛び回りました。
抜けるような空の下、柔らかい芝生の上を両手を広げて駆け回る子供舌。
傍らには大きな犬が、こちらもまたとても楽しそうに子供舌にじゃれています。
たんぽぽの綿毛が舞い、遠くでは列車が、優雅に乗客を運んでいます。
僕は丘の上で、微笑みながら子供舌を見守っています。
昔のように一緒にはしゃぐことはできなくなってしまったけど、この丘に子供舌を連れて、そしてこうして見守ることは、まだまだできる。
しかしあと何年だろうか。
子供舌がいつか大人になる時、その時を僕は見届けることができるのだろうか。
僕の不安な気持ちを露ほども知らない子供舌が、笑いながらこちらに大きく手を振る。
無邪気な子供舌に手を振り返しながら、今はただ、この幸せを噛み締めようと気持ちを新たにする。
毎回そんなことの繰り返しだ。
何が言いたいのかと言うと、
舌は子供だけど胃腸はおじさんなのでもたれてしまった、という話。